眠りのアロマ緩和ケアNAOKO

終末医療に従事した元看護師による女性のための出張アロマ

ホスピスでの経験

 

眠りのアロマ緩和ケアNAOKO

です。

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 ホスピスに入院される患者様というのは
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余命が3か月以内 
ーーーーーーーー
という方がほとんど。

 

 

毎日「死」というものに

直面している

患者様や家族様に

どのように接すればよいのか ?

 

 

 

当時まだ若かった私は
悩むしかない毎日でした。
正直、苦しかったです。

 

 

決まり切った処置しかできない

こんな経験のない看護師が

ここにいてもいいのだろうか?

こんな人生経験のない私に

いったい何ができるのか、、、

 

 

毎日のように
自分を責めていました。

 

 

 

 

 

看護学科を卒業後し、
初めて就職した病院の
看護部長に、面談でお会いした。

 

その時に、
「あなたは、ホスピスへいきなさい。
 あなたのような人がいいの。」


と言われ、
よくわからないままに
終末期医療(ホスピス)に入り、

結局、、、4年弱勤めました。

 

 

 

当時、私は新卒でした。


まだ何もできないという不安で、
一般病棟の勤務を希望しました。

 

そして三か月間
一般病棟で勉強させてもらい、
ホスピスへ配属となりました。

 

 

しかし看護学科で
終末期医療を学んだとはいえ
できることなど皆無に近い。。。
私はそう感じていました。

 

ただただ、不安と隣り合わせの毎日。

 

 

たくさんを学ばせていただき
あっという間に過ぎた
4年弱でした。

 

 

しかし、ある日。

 

 

ある末期の男性患者様から
こんなことを言われました。

 

 

 「ここ(ホスピス)でホントに
 わしを理解してくれてるのは、
 あんたくらいだ」

 

 「家族のものもあんまり
 自分をわかってないかもしれない」

 

 

青天のへきれきでした。

 

 

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その男性患者様との、
思い出のエピソードがあります。

 

 

その方は、大変ユーモアのある方で、
精神世界の分野の執筆をされており
そういったお話もたくさん
してくださりました。

 

私はスピリチュアルなお話が好きで、
熱心に耳を傾けておりました。

 

 

その方は毎日、日課のように
婦長さんに対して病棟の改善すべき点
(クレーム)を述べられます。

 
残念ながら理想と現実のギャップもあり
なかなか改善できない点もあった、
のは事実です。

 

 

新米の私は当初、そのクレームを聞いて
何か違和感を感じました。

私はこう思ったのです。

 

 

 なぜこの人は、
 毎日、婦長さんを困らせる
 ようなことを言うのだろう?
 

 いい人なのになぜ、
 人を遠ざけるような
 役割をここで演じ続けるのだろう?
 

 この人が本当に言いたいのは、
 何だろうか?

 

 

 

私はその方の本心がどこにあるのか
知りたいと思っていたある日、
その方のケアをしながら、こう感じます。

 

 

 この人は、もしかして長年、
 なかなか理解されない立場で
 ひとり頑張ってこられたんじゃ
 ないだろうか。

 

 ひょっとして今も同じように
 自分では無意識に、
 理解されないような立場へと
 自分を追いやってしまっている
 のではないだろうか?
 
 

 


私などがこんなことを申し上げるのは
大変おこがましい話です。

 

しかし私には、その方が周囲から
孤立されているように感じたのです。

 


もし本当にそうであるならば、
私にも何かできないかと考えました。

 

 

若輩者の自分ですから、
大したことは思いつきません。

 

 

 

でもその方の気持ちを少しでも
和らげたい。そう思い、今の自分に
できることは何かないか考えました。

 

 

 

そして、思いついたこと。

 

 

 

何を言われても、
できるだけ笑顔と笑いで対応してみる
ということでした。

 

 

私がしばらくそう対応しているうちに
きっとなにかの偶然でしょう。

 

その方に少し変化が見受けられるよう
になりました。

 

 

 

その方は、スタッフが思わず
プッと吹き出すような面白いクレーム
を口にされるようになったのです。

 

「クレームで笑いをとる」
という、それまでとは全く違うスタイル
を生み出されました。

 

 

 

私が勝手に、その方に感じていた孤立感
が薄れたような気がして、

 

僭越ながら、
ほっと胸をなでおろしたという
記憶が私にはあります。

 

 

「今日はこれ(クレーム)を
    婦長さんに言うぞ!(笑)」

 

 

 

と、それからは毎日のクレーム発表を
最期まで、まるで楽しんでいるかの
ように私には見えました。

 

 

 



 

人から理解されていると感じること。

 

 

ただそのことが、
その人の支えになることも
あるのではないでしょうか。

 

人からなかなか理解されない人ほど
それは、大切な価値観なのかも
しれません。

 

 

 

「自分には何もできない」
と思っていた当時の私は、そう思えて
大変うれしかったのを覚えています。

 

 

その患者様は、
病棟でご家族に見守られて
穏やかに息を引き取られました。

 

これがホスピスでの経験です。

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私の結婚出産を機に、
このホスピスを
退職することになりました。

 

大変ではあるけれど
もう一度、医療の仕事がしたい。

 

そう思ってその後、
看護師として復帰し18年間
医療の仕事に従事することになります。

 

 

 

続きは次回のブログに書きたいと
思います。 

 

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青木直子